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脱サラバックパッカーの体験型旅ログ

旅に出るために脱サラ!世界の様々な人間や文化に触れるため2014年5月からユーラシア大陸を周りました!


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映画, ハリウッド, タイ, アカデミー賞, カンチャナブリー, 東南アジア, 戦場にかける橋, 戦争, DVD, 歴史,

『戦場にかける橋』


戦場にかける橋 [ ウィリアム・ホールデン ]


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舞台

タイのカンチャナブリー

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あらすじ


タイとビルマの国境近くにある日本軍の捕虜収容所では、連合軍捕虜を使って、国境に流れるクワイ河に橋を架ける準備が進められていた。
だが、英軍大佐はジュネーヴ協定に反するとして、所長と対立。
英軍大佐の気骨に共感した所長は、捕虜の恩赦を条件に再度協力を要請。
捕虜たちに生きがいを与えようと考えていた大佐はこれを承諾し、こうして建設工事が始まった。
だが同時に、収容所から脱走した米海軍少佐の手引きによって、連合軍による架橋爆破作戦も開始されようとしていた……。

出典:Yahoo!映画


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感想


1958年、アカデミー作品賞を受賞した作品です。

まず、この作品はアメリカによって製作された映画であることを前提として観る必要があります。
というのも映画は大衆を誤誘導するためのプロパガンダとして利用されることがあるからです。
特に戦争や歴史、政治がテーマの映画は製作側にとって不利になる描写はされません。

私はこのことを知らなかったので、映画を観ただけでしか得られない感想を書いていた記事がありました。
それが以下の記事です。
チベットに行く前に観るべき映画『セブン・イヤーズ・イン・チベット』

『セブン・イヤーズ・イン・チベット』はアメリカ(ハリウッド)によって製作された映画です。
ダライ・ラマが聖人として描かれ、中国共産党が一方的に悪として描かれています。
そのため、これに騙された私はそれを真に受けた表面的な感想しか書けませんでした。

その後チベットについて調べたところ、ダライ・ラマが独裁政治を行い、数々の悪行をしていることを知りました。
その悪政から人民を解放するために(これも建前かもしれないが)、中国共産党がチベットに侵攻したようです。
この映画に関係なくアメリカは中国共産党をネガキャンするために、ダライ・ラマを利用しているということも知りました。

このように映画をプロパガンダとして利用するのが、ハリウッド映画の典型的な手法です。


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この事実を前提として『戦場にかける橋』の感想を始めます。

私はこの映画の舞台となったタイのカンチャナブリーに行き、橋を見たり、複数の博物館にも行きました。

博物館では当時の日本軍による労働者や捕虜への過酷な労働をうかがい知ることができました。
労働者は約27万人のアジア人、捕虜は6万人を超えるオーストラリア人、イギリス人、オランダ人、アメリカ人から構成されました。


IMGP2556.jpg


私はこのような前提知識を持っていたので、日本軍による労働がいかに厳しかったのかをより深く知るためにこの映画を観ました。

この映画では橋の設計に関わる日本軍の無能さとイギリス人の有能さが対照的に描かれていました。
アジア人の労働者はまったく出てこなく、違和感がありました。


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当時の過酷な労働が焦点になる映画であると思っていたのに、イギリス人の有能さばかりが描かれていたので、どこまで本当なのだろうかと思って調べました。


IMGP2395_R.jpg


すると、以下のサイトが見つかりました。

私がおかしいなと思っていたことは以下のサイトに詳しく書いてありました。
映画随想

なんと、橋の設計にはイギリス人は関わっておらず、日本軍が設計したものでした。
また実際は完成当時もこのような木の橋ではなく、頑丈な鉄橋でした。


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私はこの映画で木の橋が描かれていたので、木の橋が爆破された後に、鉄橋が作られたのかと思っていましたがそうではありません。


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さらに調べると驚くべき事実がありました。
Go!Go!キョロちゃん!!


なんと、カンチャナブリーの有名な橋はタイが観光用に売り出すために、川や橋の名前を変更して『戦場にかける橋』のモデルとなった場所としたようです。
なるほど、これで合点がいきました。
不自然なまでに観光化された橋と映画との不一致。

どちらにせよ、この映画は戦争の不条理さ・不毛さを伝えることが本当の目的ではなく、日本軍を貶め、白人を礼賛することが目的のように思えます。


というのも、原作者のピエール・ブールは猿の惑星を作った人だからです。
猿の惑星の猿が実は日本人だったというのは有名な話ですね。

多摩湖畔日記

----------------------------------------------<以下、上記サイトから転載>----------------------------------------------
今なお、白人からの人種差別は酷い!

人種差別は常に白人側から行われていることをお伝えしたい。
フランスの小説家、ピエール・ブールは第二次大戦中、日本軍の捕虜になり酷使されたことをヒントに、「戦場にかける橋」や「猿の惑星」を書いたと言われる。
「猿の惑星」では日本人が猿、ゴリラが黒人なのだ。
これは、唯一絶対の神が自分に似せて創った人間が白人で、他はサルや下等生物とする白人至上主義からきている。

数年前、映画『猿の惑星:創世記』の応援キャラクターに澤穂希選手が起用されたことがあった。
澤選手が、この経緯を理解していたか、いないかは別にして、澤選手がユーモアと受け止め出演を受諾したものであろう。
さて、サッカー界に限らないが、世界の人種差別は根深い。
1963年、国連であらゆる形態の人種差別の撤廃に関する国際連合宣言を採択したが、それは表面だけの建前論であり、何ら実質を伴わないパフォーマンス、スローガン程度の意味しかないのか。

----------------------------------------------------<転載ここまで>----------------------------------------------------


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海外経験の少ない日本人には信じられないかもしれませんが、私はロシアや中欧、南欧で何度となく差別を受けたのですんなりと理解できました。

50年前はインターネットが普及していなかったため、大衆を簡単に騙すことができました。
しかし、現在は誰でも簡単に事実関係を探ることができます。

このような映画がアカデミー作品賞を受賞できたということはアカデミー賞に正当性や権威はまったくないということでしょう。
もっとも日本軍はこの映画で描かれているうよりも遥かに酷いことをしているのでしょうが…。


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カンチャナブリーの博物館では『戦場にかける橋』は宣伝されておらず、『レイルウェイ 運命の旅路』という映画が宣伝されていました。


IMG_20140612_165406.jpg


なぜ『戦場にかける橋』が置いていないのだろうとかなり不思議に思ったのですが、どのような理由があるのでしょうか。

『レイルウェイ 運命の旅路』はイギリスとオーストラリアが製作した映画です。

レイルウェイ 運命の旅路 [DVD]




連合国側が製作しているので似たような作品であるだろうとは思いますが、そうではないことを期待して、観たらレビューしたいと思います。

映画は歴史を知るきっかけにはなりますが、映画から歴史を学ぶということは大変危険です。
戦争や歴史、政治がテーマの映画は完全な作り物として観ることをおすすめします。


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カンチャナブリーの写真はこちら
051_タイ写真(戦場にかける橋で有名なカンチャナブリー)


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おすすめ, 映画, TSUTAYA, サラエボ, ボスニア, 戦争, レビュー, レンタル, DVD, ヒューマンドラマ,
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『サラエボの花』


サラエボの花 / 洋画


感想(0件)




舞台

ボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボ

あらすじ


12歳の娘サラ(ルナ・ミヨヴィッチ)とつましく暮らすエスマ(ミリャナ・カラノヴィッチ)は、修学旅行を楽しみにするサラのため旅費の調達に奔走している。
そんな中、戦死者の遺児は修学旅行費が免除されると知ったサラは、戦死したと聞かされていた父親の戦死証明書を学校へ提出するようエスマに提案するが……。

出典:Yahoo!映画

感想


ベルリン映画祭で金熊賞ほか3部門を受賞し、そのほかの映画祭でも大絶賛されたヒューマンドラマです。

サッカー日本代表の監督を務めたサラエボ出身のイビチャ・オシムが“グルバヴィッツァ”(邦題“サラエヴォの花”)は、出来るだけ多くの方に観て頂きたい映画だと言っています。
私はサラエボに行った後に観ました。

ボスニア・ヘルツェゴビナには以下の3都市行きましたが、どこも銃痕や廃屋、墓石が見られ、戦争の生々しい跡が残っていました。

ボスニア・ヘルツェゴビナ写真(世界遺産の橋があるヴィシェグラード)

ボスニア・ヘルツェゴビナ写真(歴史に翻弄された世界遺産サラエボ)

ボスニア・ヘルツェゴビナ写真(世界遺産の橋が美しいモスタル)


この映画は戦争の悲惨さを戦闘や殺戮からではなく、戦争後の爪痕から描いたものです。
ボスニア全土にどことなく漂う冷たく陰惨な雰囲気がこの映画にはよく表れていました。

またその雰囲気が漂う意味もこの映画によって知ることとなりました。
民族浄化という名の下にこのような行為が世界各地で行われていることを私たちはもっとよく知るべきだと思いました。

戦争は終わっても戦争によって傷つけられた心の痛みや傷跡は残り続けます。
この映画のように運命を受け入れ、前向きに生きることも大切なことだと思いました。



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