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脱サラバックパッカーの体験型旅ログ

旅に出るために脱サラ!世界の様々な人間や文化に触れるため2014年5月からユーラシア大陸を周りました!


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『グッバイ・レーニン』


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舞台


ドイツのベルリン

あらすじ


1989年、東ベルリンで反社会主義デモに参加した息子を目撃した母親は心臓発作でこん睡状態に陥る。
その間にベルリンの壁が崩壊し、統一ドイツは資本主義国家となる。
母親は奇跡的に回復するのだが…。

感想


母親の回復後、ベルリンの壁が崩壊後して資本主義化により社会が大きく変わっていきます。
しかし、息子は母親にこれ以上ショックを与えないようにその事実を隠し、社会主義のままであるかのように装います。
その息子の努力に胸が打たれました。
家族愛は良いものですね。

私はベルリンの壁に行きましたが、あまり歴史を知らずに行ったのでもったいなかったです。
帰国後、ベルリンの壁崩壊とは何だったのかを調べてみたら興味深い歴史がありました。

第二次世界大戦後、ドイツは資本主義の西ドイツと社会主義の東ドイツに分割されました。
東ドイツ領にあるベルリンは重要な場所であるため、他国に西ベルリンと東ベルリンとして分割統治されることになりました。
西ベルリンは米・英・仏に、東ベルリンはソ連に占領されました。
西ベルリンは公式には西ドイツ領ではありませんでしたが、実質的には西ドイツの飛び地となっていました。

貧しい東ドイツから西ドイツに亡命する人が後を絶たないため、西ドイツへの流出を防ぐために1961年から作られたのがベルリンの壁です。
ベルリンの壁は西ベルリンをぐるりと囲いました。

ソ連が解体し、社会主義圏の国家が次々に民主化されていくなか、東ドイツは西ドイツに吸収される形となり、1989年ベルリンの壁が取り壊されました。


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もし、この事実を知っていれば違う見方でベルリンの街を歩けたと思います。
しかし、もしベルリンに行っていなければ、わざわざベルリンの歴史を調べようとも思わなかったでしょう。
旅は歴史や社会を知るきっかけを与えてくれます。

現在、1%の富裕層が世界の富の半分を保有しています。
また、世界の富裕層上位80人の資産総額は、貧困層35億人の資産総額に匹敵するといいます。
無限の経済成長を前提とし、一部の資本化がマネーを総取りするいすとりゲームである資本主義はいつか必ず崩壊します。

海外を旅して強く思うのが、ほとんどの日本人は本当に平和ボケしているということです。
資本主義か社会主義かの二者択一ではなく、ベーシックインカムなどを取り入れた新たな経済体制を真剣に模索しないと、再び戦争へと突入してしまいます。
正しい国際情勢の知識を身につけ、Noと言える日本人になっていきたいものです。


ベルリンの写真はこちら
ドイツ写真(ベルリンの壁で有名な世界遺産の首都ベルリン)


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